2023年の骨董品などの買取実績について ◆2023年(令和5年)の買取実績件数・・・260件
(買取が成立した件数であり、買取した品物の個数ではありません。)

2023年も多くのお客様から、骨董品、絵画、掛け軸、茶道具、陶磁器などをお売り頂き、ありがとうございました。
令和5年に買取した内容で印象深いのは、鑑定・登録が取れていない横山大観の掛け軸を相見積もりで、買取させて頂きました。相見積もり相手は、横山大観記念館の鑑定がとれたらという保証つきの査定額に対し、当店は保証無しで高額買取して、鑑定がとれなかったら大赤字となるところでしたが、無事に大観記念館での鑑定・登録ができ、一安心でした。とは言え、まだ売れていないです。
実際に自ら行った横山大観の鑑定・登録についてはこちらをご覧ください。 (通常は、大観記念館の登録付きの横山大観の作品でないと買取いたしません。)

他には、骨董品・美術品を取り扱い20年以上経過したキャリアで初めて重要文化財の売却のご相談を承りました。ただし、その重文が「梵鐘(お寺の鐘)」という特殊な品だったため、残念ながら買い手が見つからず、不成立案件とはなってしまいましたが、貴重な経験はさせて頂きました。

また、2023年も多くの無料出張買取にて、お伺いさせて頂いたのですが、20年前に比べ、ほとんどの骨董品、掛け軸、茶道具、絵画などの相場がかなり安くなっており、出張買取での収益が悪く赤字になってしまうことも度々でした。今後の出張買取はある程度の精査(場所・内容を詳しく聞かせて頂きます)し、お伺いするか決めさせて頂くつもりです。ご了承ください。