横山大観の鑑定について（掛け軸の鑑定を横山大観記念館に行ってきました）

近代日本画の巨匠、横山大観の掛け軸・絵画の鑑定とは、どうするのか？
2023年7月に実際に小川処堂の私が、鑑定機関である「横山大観記念館」に掛軸を持ち込み、鑑定して頂きましたので、横山大観の鑑定をお考えの方のご参考にしてください。

鑑定依頼方法

・電話のみで受付
受付：横山大観記念館
営業日：木～日（他にも休業日があるため、カレンダーを確認）
TELのみ（メール受付していません）

鑑定料

・鑑定料３万円
鑑定結果が本物の場合・登録料３万円

鑑定にかかる日数・鑑定期間

・タイミングが合えば、最短１週間（通常は約１か月）

鑑定する品物の搬入方法

・横山大観記念館へ直接持ち込みのみ

実際に鑑定依頼した流れ

横山大観記念館に電話にて鑑定を依頼します。木曜日で営業日のはずが、繋がらず、営業日をカレンダーにて確認すると臨時休業でしたので、カレンダーを確認してください。
電話にて、持ち込みする日にちを決定。（記念館の受付可能日・時間を指定されます。）
なお、鑑定後の持ち帰り日も同時に電話で決定します。
↓
当日
予約日時に持ち込み　入館料を支払う受付にて、鑑定予約であることを伝えると、記念館内の売店に行くように指示されます。（入館料の支払いは必要ありません。）
↓
売店にて、予約した旨を伝えると、別室に案内されます。
↓
別室で、品物が見れるように準備（掛け軸であれば、掛けておきます）
↓
担当者がお見えになり、品物を確認。
↓
品物と持ち込みした当人との写真撮影（証拠のため）
↓
鑑定依頼書に記入。鑑定料３万円を支払い。
↓
領収書と「預かり証」を頂戴、この「預かり証」が持ち帰りの次回に必須となります。
↓
受取の日程の確認。　終了
↓
受取日
↓
予約日時に訪問。「預かり証」は必須。本物であれば、登録料として３万円の支払い。
本物であれば、登録番号が記入されています。偽物であれば、そのまま返却。
品物を受取。終了（土曜日の１０時に予約し、９時５５分ごろに到着しましたが、門が閉まっており、一瞬焦りましたが、鑑定でも横山大観記念館の開館時間通り、１０：００からOPENとなります。）
私が今回、鑑定依頼した際は、鑑定家三名のご都合が良かったため、１週間の鑑定期間にて鑑定結果を知ることができましたが、通常は１カ月位はかかるそうです。
※注意事項：大観記念館では裸足禁止のため、必ず靴下着用（入口にて販売もしています）。
※疑問：掛軸から額装にした場合の番号登録は、どうなるのか？
→番号と作品を照合して、額装品に番号を付け直します。別途、登録料３万円が必要となります。

横山大観の絵画・掛け軸を買取いたします。