作者名
松林桂月
作品名
春庭喜鵲(花鳥図)
サイズ
本紙 約 縦155.5×横51(㎝)
表装 約 縦229×横65.5(㎝)
状態
本紙、表装、経年による多少のヨゴレはありますが、概ね良好。
備考
日本画 大幅作品
題名の喜鵲とは、「かささぎ/カササギ (鵲)」の異名です。
絹本着色
松林桂月直筆の書簡(山口市小郡市の内田眞助さん宛て)
共箱、二重箱

画家 松林桂月とは(経歴)

松林桂月
まつばやし けいげつ
日本画家。1876年~1963年
日本芸術院会員、帝室技芸員、日展顧問、文化勲章受章者。
渡辺崋山や椿椿山ら崋椿系の流れをくむ精緻で謹直な描写を基礎にしており、近代の写生画の流行を十分に取り入れながら、漢籍や漢詩の素養に裏付けされた品格が高く、詩書画三絶を究めようとした「最後の文人画家(南画家)」と称される。
明治9年、山口県萩市出身。明治26年に上京して画家 野口幽谷(画家 渡辺崋山の孫弟子)に師事し南画を学ぶ。1919年から終戦まで。1898年に師である野口幽谷が没すると、ほぼ独学で日本画を極めていった。日本美術協会展に出品し、つづいて文展に出品して多数の受賞歴があります。
大正8年以降は帝展の審査員となり、昭和7年に帝国美術院会員、昭和12年に帝国芸術院会員に推され昭和19年には帝室技芸員に命ぜられる。そして、昭和33年には美術界に貢献した功績によって文化勲章を授与される。松林桂月は近代における南宗画界の代表作家であり、南宗画の振興に多大な貢献をしました。

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