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村瀬太乙
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村瀬太乙
むらせ たいおつ
1803~1881
文人。漢学者・教育者。
号・晦園、太乙。
美濃上有知の豪農村瀬周助の子。村瀬藤城、村瀬秋水からみて、従兄弟の子にあたる。はじめ、村瀬藤城の梅花村舎で学んだが、後、藤城の推薦で頼山陽のもとに入門した。山陽門ではその瓢逸、 奇抜な性向でしばしば師をてこずらせたと伝えられている。山陽没後は一時帰郷し、梅花村舎にあったが、やがて、藤城にかわって犬山藩校で経史詩文を講じ、明治 維新後、犬山に隠棲した。戯画風の味わいをもつ独特の画風で知られて いる。 著作に『幼学詩選』、『太乙堂詩鈔』がある。
その書風は、青山杉雨(書家)が、屈託のないのどけさ整然さがあると批評している。