加藤東一の絵画買取 岐阜市出身の日本画家 加藤東一先生の20号サイズの絵画「古壷と梅」を高価買取いたしました。
額は、1930年創業の国の重要文化財などの額装も手掛ける高級な岡村多聞堂さんの額装品です。
岐阜市にお住まいのお客様が当時250万円で購入されたそうです。
文化功労者でもあり、岐阜市に加藤栄三・東一記念美術館も開館されている岐阜を代表する日本画家の作品ですし、なかなかの名品で晩年の20号サイズ、岡村多聞堂額装品であれば、当時の購入金額も納得できます。
なお、加藤東一と言えば、夜の長良川の鵜飼を描いた漁火・総がらみが有名ですが、61歳の12回日春展と、65歳の16回日春展へ「古壷」が描かれた作品を出品しています。 美術館で収蔵されるような名品ではないでしょうか。
お売り頂きましたお客様も最初、持ち込まれて、査定額を提示し、その場ではお売りになられなかったのですが、後日、その査定額でお売り頂きました。おそらく当店が最も高額な査定額だったのだと思います。

加藤東一先生のプロフィール
日本画家。1916年~1996年
日本芸術院会員。文化功労者。第1回岐阜市民栄誉賞受賞。岐阜市名誉市民。
岐阜県岐阜市出身。日本画家 加藤栄三は実兄。東京美術学校を卒業。高山辰雄らの研究会「一采社」に参加。第3回の日展で初入選する。その後、山口蓬春に師事する。第8回、11回の日展では特選。第2回改組日展にて内閣総理大臣賞受賞。第8回では、日本芸術院賞受賞。日展理事長を務める。鹿苑寺(金閣寺)大書院障壁画完成。
岐阜市岐阜公園内に「加藤栄三・東一記念美術館」が開館されている。
加藤東一の絵画の買取いたします。
岐阜市へ絵画・美術品・骨董品の出張買取いたします。