象牙一本物（象牙全形牙）の買取 象牙一本物（象牙全形牙）の買取いたしました。

以前は、かなり頻繁に象牙一本物を買取しておりましたが、登録票を取得するのが費用面でも困難になってからは、かなり久しぶりの買取となりました。
今回買取した象牙一本物ですが、もちろん登録票もあり、名義所有者のお客様から買取しております。
象牙が実家などにあるけど、買取できますかといったご相談を受けますが、そもそも登録票が無ければ売買、譲渡は違法になります。象牙を売りたい方への注意点などを下記に記載します。

【象牙を売る際の注意点】
・象牙一本物（象牙全形牙）の登録票が有る
・登録票の名義所有者であること

≪登録票の名義所有者とは≫
象牙一本物（象牙全形牙）をお売り頂くには、必ずその象牙の現在の登録票の所有者名義でなければ、買取できません。登録票の名義変更は、一般財団法人自然環境研究センターから行えますので、事前にご変更願います。

【象牙一本物（象牙全形牙）の違法売買、譲渡についての罰則】
個人が違法に象牙を取引した場合、最大で5年以下の懲役または500万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。法人の場合は、最大で1億円以下の罰金が科せられます。
※ネットオークションやフリマサイトでの違法取引：ネットオークションやフリマサイトでは、登録票なしで象牙の売買が行われているケースが多くあり、実際に、ネットオークションやフリマサイトで違法に取引したとして、書類送検された事例が数多くあります。

【象牙一本物（象牙全形牙）の登録票が無い場合】
現在、登録票を取得するには、かなりの費用が掛かるため、おすすめしませんが、どうしても取得したい場合は、ワシントン条約前に入手した証拠となる象牙の年代測定結果（放射性炭素年代測定法）が必要です。当店は関知しないため、具体的な手続きや必要な書類については、一般財団法人自然環境研究センターまたは環境省のウェブサイトをご覧ください。
※その際の注意点、象牙一本物（象牙全形牙）のレプリカ（贋物）が数多く存在します。当然、贋物では、登録票は取得できませんが、レプリカですので、登録票無しでも買取できる場合もあります。
この本物か贋物かは当店のようなプロの業者に確認してもらってください。当店は、骨董品や美術品など、何かお売り頂けるお客様には無料で鑑定させて頂きます。